
【HTML】DOCTYPE宣言とは
!DOCTYPEとは
「!DOCTYPE」(ドキュメントタイプ)とは、文書の型を決定するものです。
htmlのバージョン指定や、ブラウザが表示されるルールを決定する時などに使います。
HTMLを記述する際には先頭に書く必要があり、HTML5以降の書き方は<!DOCTYPE html>
と書きます。
詳しく
!DOCTYPEを書かないとどうなるのか
ブラウザには、「標準モード」、「互換モード」という2つのモードがあります。
DOCTYPE宣言すれば「標準モード」、しなければ「互換モード」が選ばれます。
標準モード(Standards Mode)の場合、ブラウザは最新のHTMLおよびCSS仕様に基づいてページをレンダリングします。
互換モード(Quirks Mode)の場合、古いブラウザに合わせた表示方法が適用されるため、現代のWeb標準に合わない動作や表示の不具合が生じる可能性があります。
厳密には、DOCTYPE宣言は必須ではないらしいですが、意図しない動作を防ぐために、ほとんどの場合は書いた方が良いと言えます。
!DOCTYPEは大文字でないといけないのか
HTML5 の仕様上は、どちらでも良いみたいです。
XHTMLの名残もあり、今でも小文字でDOCTYPE宣言をしてるサイトは沢山あります(Googleなど)。
参考
とほほのWWW入門 - !DOCTYPE - ドキュメントタイプ(参照日: 2025 年 03 月 28 日)
MDN - Doctype(参照日: 2025 年 03 月 28 日)